暑いさなかの7月 24日、旅の日の「芭蕉ウォーク」などで旅ペンとも関係の深い、
千住の街を歩いてきました。
千住大賑わい会の櫟原(いちはら)文夫さんのご協力で、荒川芭蕉を歩く会の増谷
秀竹さんや千住大賑わい会の出口信子さんが同行してくださり、ただ歩いているだ
けではわからない昔の話や今のくらしのことなど伺えて、中身の濃い道歩きができ
ました。
隅田川で最初に架けられた千住大橋を渡り、「行く春や……」の句碑のある大橋公
園、矢立初めの句会が行われる素盞雄(すさのお)神社、荒川ふるさと文化館を回
って、いよいよ旧千住宿へ。
青物市場として賑わったやっちゃ場には、昔の屋号の看板が掛けられているだけで
なく、建物の造りにも当時の名残が見られます。ここにあるのが千住宿歴史プチテ
ラス。ほんとうはこれが矢立初めの句だったのが、『おくのほそ道』編纂の過程でカッ
トされたという「鮎の子のしら魚送る別かな」の句碑が立ち、土蔵の中がギャラリーと
なっています。旧日光街道の千住宿は、延々1・8kmに渡って続き、江戸四宿のひと
つに数えられました。今もその多くは賑やかな商店街になっています。その分、昔を
留めるものは少ないのですが、紙問屋「松屋」の木造2階建て、ほねつぎの名倉医院
の長屋門などが見られます。地元のボランティアが歴史を活かした街づくりに熱心な
活動を続け、これからも楽しみなところです。
ぜひ一度、歩いてみることをおすすめします。
(参加者:浄光悦然、細内律子、柳澤美樹子)
協力者:櫟原さん、増谷さん
|