バックナンバー 21号〜30号
能登有料道路の全面開通で活気が 松井 守 (第30号) 2007/4/27
能登半島地震で被害を受けた石川県の能登有料道路が通行止めになっていた横田ICー穴水IC間約16キロが27日、33日ぶりに全面開通した。能登半島の南北を結ぶ全長83キロの大動脈で石川県は観光シーズンを迎える28日からの大型連休までの再開を目指し復旧工事を進めていた。石川県や旅行代理店は開通を機に風評被害の払拭をはかるキャンペーンを開始している。和倉温泉などの宿も4月半ばから営業を始めたが、客に「万が一」のことがあってはならぬと徹底的な修理をしていた老舗の「加賀屋」も28日の開業にこぎ着けた。
JTBなど大手旅行代理店でも5月、6月の2ヶ月間は石川県と協力関係を強化して、パック利用者に金沢〜和倉・輪島間ワンコイン(500円)バスの運行や能登有料道路の片道通行料1000円かガソリンの1000円補助(エースJTB宿泊プラン)などを展開中だ。復興への早道は観光客が大勢行くことによって激励になり、結果的に被災地に勇気と元気を与える。
「居酒屋甲子園」は考えもの? 逢坂 御堂 (第29号) 2007/3/15
先日横浜で開催されたイベント「第2回居酒屋甲子園」では、全国の700余の居酒屋の中から日本一を選んだ。
同様に全国には「俳句甲子園」(松山市)、「まんが」(高知市)「M−1」(NGK)「ファッション」(弘前市)「パソコン」(会津若松市)などなど。高校球児の純粋な闘いにイメージをダブらせたものが、これら「〇〇甲子園」。しかし、よく考えるとこの「居酒屋甲子園」は、お酒を伴うもの。そもそも高校生の闘いのイメージを借りることは大きな間違いだ。おまけに、このイベントを紹介した新聞記事には、「高校野球の甲子園優勝チームのような”熱さ”」などと書いていて、新聞もそこに気づいていないとはどうしたことだろうか。
『ほんものとにせもの』 辻 真先 (第28号) 2006/8/4
勝ち組と負け組という人間の分別があるらしい。イヤな言葉だが、現実に宿の世界でもエッと驚くような老舗が左前になる。そんな世相でも頑固に商いをつづけている宿を見ると、つい泊まりたくなる。最近では三朝温泉の『木屋旅館』などがそうだった。中には新しい経営者が肩代わりして、なお踏ん張る宿もあるが、その多くは安かろう悪かろうのバーゲンホテルに格を落とす。
ところが湯が島の『落合楼』は違った。名を『落合楼村上』と改めて、風格のある名建築だけで、営業を再開した。決して安くないし、はやりの露天つきの部屋などあるわけもない。にもかかわらず、ここには古き良き時代が息づいていて、プロの従業員の手際とあいまって、少しも高いと思わなかった。
……が、もとの落合楼の一部を流用した『湯が島落合楼』なる宿が、そのとなりに出現したにはびっくりした。泊まっていないのに悪態をつく気はないが、おなじ名の宿が並んでどうなるんだよ。コンクリートの箱でしかないが、こちらはお安く泊めるのではないか。こうなると客のレベルが問われるようなものだが、それにしても──勝ち組と負け組というジャンル分けより、本物と偽物に分類した方がいいんじゃないか?
この星は、いつまで輝く? 逢坂 御堂 (第27号) 2006/7/31
来年3月、シドニーから関空に就航する「ジェットスター」。就航記念に往復20,000円の特別運賃を伝える新聞記事。ところが見出しにある「格安の20,000円」を真に受けると大やけどをすることに。産経新聞は、空港施設使用料、現地空港税及び燃油特別付加運賃などを付加すると43,000円になるという「からくり」を見出しも含めてしっかり書いており、実に親切な記事だ。通常でも合計10万余りになることに比べると20,000円と書かないと驚くような安さに見えないから、意図的な書き方だ。
ジ社の新聞広告には、付加金の但し書きがあるとはいえ、2倍以上になるならば、説明不十分でだまし同様。また、広告から6日間限りの発売というのも、半年以上も先の予定を立てられるものでもなく、これでは、まともに売ろうとする気持ちが感じられない。
話題作りだけをねらって、顧客を裏切る結果にならなければいいのだが。
「競争」の賜物 逢坂 御堂 (第26号) 2006/7/9
地下鉄駅の通路、コインロッカーの一角に赤い郵便ポストが口を開けているのが目に留まった。このポスト、最近各地に増えている。でも、回収が夕方1回なのが気になるところだ。通り道に投函しようと手紙をもって出るが、ついつい忘れてバッグの底に数
日眠っていることもあり、それからすれば通りすがりに投函できるのがいい。
もう一つ便利なのは、ゆうパックの受け取りができる「ポストキューブ」というサービス。不在で受け取れなかっものをこのロッカーまで再配達してもらうことができる。また、普通に荷物を預けることも可能で、どちらも携帯電話を活用する。
神戸や横浜では、到着駅のロッカーに預けて手ぶらで観光している間に、ホテルへ届けてくれるポーターサービスもあり、民営化に伴う競争で、これまでにない商品が出て くるのが楽しみだ。
神戸空港開港 安全第一を願う 松井 守 (第25号) 2006/2/16
神戸空港が16日、神戸市のポートピアアイランド沖に開港した。港神戸に空の玄関が加わり、関西国際空港、大阪(伊丹)とともに半径25km圏内で阪神3空港時代が幕開けした。初日は大きなトラブルは無く、関西の活性化の大きな期待を乗せてテークオフした。
1日往復30便の枠があり、7路線27便が就航したが、あとの3便をめぐって争奪戦が繰り広げられており、激しい旅客の奪い合いもはじまっている。JRでは3月からダイヤ改正をして新幹線の新神戸発東京行きを早める。スピードがサービスという考え方ではなく、安全第一がサービスであることを肝に銘じて運用願いたい。不安材料はまだある。事業費3000億円の返済は視界不良と新聞各社やテレビは報道している。旅びとにとっては利便性の向上を歓迎するが、返済が理由で運賃の値上げはごめん被りたい。
「やはり、国語力不足が深刻?」 逢坂 御堂 (第24号) 2006/10/15
踏切事故で遅れたJR神戸線の車内アナウンス。各駅で発車のたびに「安全確認に時間がもよおしたために、遅れています」と。??何度聞いても「も」が聞こえる。「時間が要したために・・」の間違い。若い車掌だった。
また、「女性専用車と表示のある車両は、女性専用車です」と、同じことばを繰り返す
アナウンス。男は乗れないことを言うのに、工夫はないのだろうか。
前者は、突発でマニュアルがなく、運転指令からの指示を聞き違えてのアナウンスのようだが、意味を理解していないのでは、聞かされる方が恥ずかしくなる。
神戸のFM局から聞こえてきたのは「サイドさんをドライブして・・」と女性DJ。「再度山」のことで「ふたたびさん」とは、東京在住のDJだったから読めなかった。おまけに、地元局のチェックも擦り抜けた?英語教育も必要だが、それよりも先なのは・・
まもなくトリノ五輪が 逢坂 御堂 (第23号) 2006/1/24
この1.17、阪神・淡路大震災から11年に。毎年この日、私はメモリアルの時間を過ごす。JR鷹取駅前をスタートに長田へ3時間をかけて、街の移り変わりを見て歩く。
すんでのところで残った鷹取教会は、1年後に再建のためいまは更地に。火勢を食い止めたキリスト像だけが残されていた。お昼には火災で焼け落ちた旧菅原市場近くのお好み焼きの「やっちやん」を訪れる。ここも被災したが震災後半年で営業再開。「1年間頑張ったね」が挨拶。今年、そこでの雑談。「近頃すずめがいなくなった」「すずめは地震に敏感だからネ、どこへ行ったのでしょう」と。それを受けて私は答えた。「すずめたちはイタリアへ行っているのでは。もうすぐ『とりのオリンピック』があるからネ」。
旅情を損ねる、旅の主役の裏の顔 逢坂 御堂(第22号)2005/12/25
JR西日本の豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」食堂車で、従業員がコーヒーの売り上げを着服していた。1989年の運行開始以来のことで、およそ1400万円に上るという。現役従業員の内部告発で明るみに出された。この旅の楽しみは食堂。そのサービス役の笑顔の裏にそんなことが隠されていたとは。そういえば、駅員が未清算のきっぷを払い戻して着服したことも以前に。
かって、東京にある最多の入場客を迎え、最高のエンターテインメントを提供というふれこみの遊園地でのこと。入場券窓口で旅行券をチケットへ交換の際、係員が会員優待料金との差額を払い戻してポケットに入れていたことが発覚。それも、アルバイト従業員の仕業だった。1日中が不愉快で、アトラクションどころではなかったものだ。
ホテルや旅館の食材仕入れにまつわる裏金とか、「旅」の裏側には汚れたことが数々ありそう。それらをきれいにして、一人ひとりがエンターテナーを勤めてほしいものだ。
町のはずが、「市」に昇格?」 逢坂 御堂(第21号)2005/8/28
平成の大市町村合併は、来春3月末の期限を控え、予定の市町村に対する国の告示が続々と。総務省HPで、合併告示の報道資料を見ていて驚いたのが、和歌山県野上町と美里町の人々。そのぺージの後半部分「今後の予定一覧」では、来年1月1日に「紀美野町(きみのちょう)」になるはずが、「紀美野市」になっていたのだ。人口12,300だから、いつのまに市に?このほか、10月11日合併予定の静岡県相良町と榛原町の「牧之原市」が「牧ノ原市」となっている。
この資料を元に、各種データが作られることもあり、訂正告知は確実になされなくてはならない。こんどの地図の買い替えの際には、この2カ所をチェックをしたうえでのことだ。
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